清水駅周辺開発事業の事業推進は
静政会だより No.49(3) 2006年1月
新静岡市が目指す三つの都市核の中で、清水駅周辺開発事業は清水駅東口の土地区画整理事業として順調に整備されてさました。
施設整備事業として、清水テルサの建設、立体駐輪・駐車場、平面駐車場、イベント広場、多目的広場、都市計画道路など整備されてさました。今後の事業予定として都市公園整備や清水駅東口「駅周辺施設」建設可能性調査の方向性及び清水駅西地区土地区画整理事業の推進があります。以下現況や今後の進め方について報告します。
清水駅東口「駅周辺施設」建設可能性調査
この事業は、新市建設計画のなかでも清水区の大きな期待があった、多目的アリーナの建設計画の可能性を検討する事業です。
政令都市静岡には室内スポーツ競技として国際大会が誘致できない弱さがあり、このような施設を清水駅周辺に建設しようとする可能性を探るため、コンサルを選定し論議しています。
検討はPFI方式で建設し、事業採算制を問い、スポーツ系か文科系か、文化会館大ホール桟能を取組むことができるか、観客席数の確保数などを検討しています。
17年度の事業であり、本年3月頃には、方向性が示されるものと思いますが、市民意見や経済界地元関係者にも検討経緯の説明やまとめる段階では、意見反映ができるよう強く要望しています。
都市公園 島崎町公園整備
清水駅東口周辺土地区画整理事業で最後の事業となる都市公園・島崎町公園建設は、工事事業者も決定し、本年1月から工事が施行されます。3月には完成する予定です。
清水駅東口モニュメントの設置
清水駅東口土地区画整理事業は平成5年都市計画決定を受けて、事業推進を図ってきました。
平成12年清水テルサ完成
平成13年立体験輪駐車場完成
平成14年平面駐車場完成
平成15年清水駅橋上駅・東西自由通路・東口歩行者デッキ完成
平成16年イベント広場完成
駅東口における主要事業は終了し、記念モニュメントを検討中。
清水駅西土地区画整理事業
清水駅西土地区画整理事業の概要は、総事業費56億円が見込まれています。
施行面積 約4.3ヘクタール
施行期間 平成16~24年
地権者数 59名
建物戸数 52戸(60棟)
現在は、地権者の皆さんの合意形成と、仮換地計画の作成を図っているところです。
仮換地計画が承認されれば、具体的に道路建設や家屋の移転計画に入っていくこととなります。
また、清水駅西第1街区市街地再開発事業につきましても、地権者間の合意形成や事業計画案の検討が行なわれています。
清水駅前広場は現在の約2倍に拡幅され、バス乗り場も駅前広場に位置付けられます。今年度、新たな駅前広場の魅力付けの検討も行なわれます。
その内容については
(1)現在の駅前広場の基本計画の確認
(2)現在の問題点と対応策の検討く人工地盤の検討を含む)
(3)新しい駅前広場の魅力付けの提案などです。
政令市静岡・清水区の玄関口として、魅力ある駅前広場の建設を目指していきます。