静岡市平和都市宣言を決議
静政会だより No.49(2) 2006年1月
静岡市が平和都市を宣言
静岡市議会は2005年12月15日、本会議において全会派一致のもと「静岡市平和都市宣言」決議を採択しました。
旧静岡市では平和都市宣言、旧清水市は非核平和都市宣言を市議会決議としていましたが、合併により旧議会議決は解消したことから、本年は終戦60年の節目の年として、平和都市宣言を検討し、本会議で決議となったものです。
静岡市平和都市宣言南アルプスから駿河湾へと広がる豊かな自然に恵まれ、長い歴史の中で独自の文化と伝統を育んできた私たちのまち、静岡。この素晴らしいまちで、平和で豊かな暮らしを次の世代に引き継ぐことが、私たち静岡市民の願いである。
もとより、世界平和の実現は人類共通の願いであるが、今なおこの地球上では、戦争やテロリズムなどにより尊い人命が失われており、核兵器の拡散も懸念されている。
戦後・被爆60年の節目の年を迎えた今日、私たちは、あらためて日本国憲法の掲げる恒久平和の理念のもと、核兵器など大量破壊兵器の廃絶と世界平和の実現に貢献することを表明し、静岡市が平和都市であることを宣言する。
平成17年12月15日