橋本勝六市議 総括質問で活躍
静政会だより No.49(4) 2006年1月
橋本勝六市議現在の役職は
総務委員会委員長に就任
平成17年3月27日、静岡市議会議員選挙が施行され、政令指定都市に向けて、清水区、葵区駿河区と区割りの選挙となりました。
清水区においては、橋本勝六市議に大変なご支援を頂き心より感謝申し上げます。市議会議員定数は53名、清水区定数は18名となりまして、従来の33名から15減となりました。厳しい選挙戦でしたが、市議会に送り出して頂き、心より感謝申し上げます。
静岡市の発展と清水区の活性化に向けて頑張っていきます。静岡市議会では総務委員会委員長に就任しました。特に蒲原町との合併問題など企画・総務関係の調整に取組んでいます。
●17年9月議会で総括質問
◎アスベスト問題と対策
◎中心市街地活性化に向けて
◎新介護保険法改正の取組み
アスベスト対策に万全を
【質問】
17年の社会問題として、アスベスト健康問題が重大な問題として発生した。今日まで学校を始めとする公共施設等の対策があったが、今回は周辺住民の健康問題など、とのように対処していくのか。
【当局】
平成7年法改正を受けて公共施設の点検や除去工事を行なってきたが、今回の事態を受けて全ての公共施設を再調査し、早急な対応を図っていく。
建物等の解体に伴う周辺住民へのアスベスト対策は、労働安全衛生法の改正により、一定以上の施設については大気汚染防止法に基づき、本市に届けられるので施行業者を指導する。
中心市街地活性化の取組み
【質問】
中心市街地や中小商業者にとって、大手スーパーや量販店は郊外に大きな駐車場をかかえ大量仕入、販売で中心街は死活問題となっている。特に清水区は厳しい状況となっている、中心市街地の機能をどう見るか。
中心市街地活性化法も充分な機能となっていない。市街地再開発についても縦割り行政の障害が出ている。もっと対策を講じるべきだ。
【当局】
中心市街地の役割は、地域コミュニティの醸成や文化の発進、交流の場、商業拠点として重要な役割を果している。
清水区については駅周辺開発事業など進めている。TMO設立に向けても支援している。中心市街地活性化については市役所内の対応は庁内12課で対応を図っているが、更なる所管の拡大と再編を図り対応していきたい。
介護保険制度の改正と対応
【質問】
介護保険法が施行され、5年後見直しのもと、今回法が改正となったが、新サービスや地域密着サービス、地域包括支援センターの創設などの取組みはとうか。また、税制改正も含めて低所得者の負担が増大するが対策が必要ではないか。S型デイサービス事業の支援に強い要望があるかどうか。
【当局】
低所得者対策として対象者に減免などの申請案内を送付した。税制改正による保険料・負担料が急増するものは二年間の激変緩和措置が講ぜられる。
地域密着サービスは、市が事業者の指定・指導・監督権限を有することとなり適正な事業運営を指導する。
地域包括支援センターは、公正中立の立場から、総合相談と支援、介護予防マネジメントを担う中核機関として、日常生活圏毎に設置する計画である。
S型デイサービスは清水区で79会場、葵区で8会場、駿河区で4会場となっているが拡大に努めていく。助成金については、概ね妥当であると思うが、地区により会場費などの問題もあり実情を踏まえ検討する。